G1 皐月賞2022 事前予想
今回の予想は4月17日に中山競馬場で開催となるG1 皐月賞のものとなります。
今年の春G1はもう荒れまくりで全然的中出来ていません。皐月賞も荒れ傾向なレースという事で難しいですが、頑張ります。
距離は芝2600メートル。牡馬三冠の初戦となります。その歴史は非常に古く前身となる「横浜農林省賞典四歳呼馬」が創設されたのが1939年、なんと第二次世界大戦が勃発した年です。
その後紆余曲折を経て現在の形式になったのが1950年とそこから数えても70年以上の歴史がある事になります。
そんな伝統ある皐月賞の過去のデータを洗い直し、今回も予想していきましょう。
まずは人気面です。配当を見てみるとどの券種も高めの数値となっており、荒れやすい一戦である事がわかります。1番人気が敗れる展開も多く、2番~4番人気の成績が高めという事になっています。また、6~9番人気の好走率も高く、この辺りが平均配当を押し上げている要因の一つになっていると見て良いでしょう。
続いては脚質です。データとしては先行と差しの成績が拮抗しています。一方で追込みに関しては散々な結果となっており、「最も速い馬が勝つ」の格言通りといえるでしょう。4コーナーで最後尾辺りに居た馬が勝った例はなく、伝説の「ゴルシワープ」も4コーナー時点では6番手にいつの間にか居たというのが大きかったでしょう。話が逸れましたが、基本的には先行、差しで狙うべきです。
続いては枠順です。中山は内枠有利とも言われていますが、こと皐月賞においては枠による有売不利はほとんど見られず、どの枠もほぼ拮抗していると言って良いでしょう。枠を気にする必要はありません。
最後は血統です。やはりここでもディープインパクト産駒の活躍が目立っており、2016年には1着~3着まで全てディープインパクト産駒だったという事もあります。ディープインパクト産駒が活躍しているという事はキングカメハメハ産駒の活躍も目立つという事になります。適正が大体一緒なこの2頭の産駒は大体セットで語られがちです。
次は、G1 皐月賞の出馬表を見てみましょう。
G1 皐月賞の出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ダノンベルーガ | 牡3 | 57.0 | 川田 | 5.2 (2人気) |
2 | アスクビクターモア | 牡3 | 57.0 | 田辺 | 8.0 (5人気) |
3 | トーセンヴァンノ | 牡3 | 57.0 | 木幡巧 | 360.2 (18人気) |
4 | キラーアビリティ | 牡3 | 57.0 | 横山武 | 5.3 (3人気) |
5 | グランドライン | 牡3 | 57.0 | 三浦 | 231.0 (17人気) |
6 | ジャスティンロック | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭 | 52.5 (10人気) |
7 | ボーンディスウェイ | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 62.5 (11人気) |
8 | ダンテスヴュー | 牡3 | 57.0 | 吉田隼 | 64.1 (13人気) |
9 | サトノヘリオス | 牡3 | 57.0 | 岩田望 | 62.5 (12人気) |
10 | ジャスティンパレス | 牡3 | 57.0 | Mデム | 26.8 (9人気) |
11 | オニャンコポン | 牡3 | 57.0 | 菅原明 | 12.2 (7人気) |
12 | ドウデュース | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 3.1 (1人気) |
13 | ビーアストニッシド | 牡3 | 57.0 | 和田竜 | 78.4 (14人気) |
14 | ジオグリフ | 牡3 | 57.0 | 福永 | 14.8 (8人気) |
15 | ラーグルフ | 牡3 | 57.0 | 丸田 | 171.7 (16人気) |
16 | デシエルト | 牡3 | 57.0 | 岩田康 | 11.4 (6人気) |
17 | マテンロウレオ | 牡3 | 57.0 | 横山典 | 152.8 (15人気) |
18 | イクイノックス | 牡3 | 57.0 | ルメー | 6.5 (4人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の事前オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
枠順による影響の少ない皐月賞ですが、実はデータ的には枠だけ何故か勝率0%(過去20)となっておりここに人気馬が入ると影響が出そうでしたが、入った2頭はなかなか勝ち負けに絡めそうも無い馬でこの点は無視して良さそうです。
人気上位馬は前枠に散らばって入っている印象で、枠の有利不利が少ない事を考えるとどこから決まってもおかしくはなさそうです。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 皐月賞2022の予想
という事で、こちらがG1皐月賞の予想となります。
◎キラーアビリティ
本命はキラーアビリティとしました。ディープインパクト産駒という事で相性は抜群です。新馬戦では敗北したものの2戦目で勝利、ホープフルSでは勝利しているG1ホースです。脚質も先行タイプという事で相性は良いでしょう。同じ中山芝2000のホープフルSを勝利しているのも好材料です。あと名前がかっこいいですね。
○アクスビクターモア
対抗はアクスビクターモアとしました。こちらもディープインパクト産駒です。同じ中山芝2000のディープインパクト記念を勝利。今回も戦う事になるドウデュースを下しています。
ただ、勝ち星はいずれも外枠からという事で1枠に入った事は気になる要素ではあるでしょう。
△ドウデュース
連下はドウデュースとします。ハーツクライ産駒という事でこちらも好相性です。朝日フューチュリティを勝利しているG1ホースです。前走のディープインパクト記念では2着となりました。
仕上がりも非常に良さそうで1番人気になる可能性が高そうですが、今春の荒れっぷりを考えると1番人気固執はちょっと怖く、この位置にしました。
▲オニャンコポン
単穴はオニャンコポンとしました。エイシンフラッシュ産駒で京成杯で勝利しています。ホープフルSでは大敗していますが同じ中山芝2000である京成杯で一転して勝利という事で期待値は結構あると見ます。あと、名前がかわいいです。
×ボーンディスウェイ
穴はボーンディスウェイとしました。ハーツクライ産駒で相性は良くホープフルSでは5着、ディープインパクト記念では3着といずれも掲示板入りしており、ポテンシャルは高いと見ます。なくはないでしょう。
以上が今回の予想となります。ダノンベルーガやイクイノックスなど気になる馬もまだまだ居ますが、予想としてはこの辺りです。
G1 皐月賞の勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:2・4
2着:2・4・11・12
3着:1・2・4・7・11・12
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