G1 ヴィクトリアマイル 事前予想
今回の予想は5月22日に東京競馬場で開催となるG1 優駿牝馬(オークス)のものとなります。
一応優駿牝馬が正式な名前なのですが、通称であるオークスの方が通りが良いこの牝馬G1、そのうち正式名称もオークスとなるかもしれませんね。
オークスと呼ばれる所以やこのレースの立ち位置などに関しては昨年も書いていますので今回は割愛です。
昨年は人気絶頂のソダシに初めての黒星が付いたり、16番人気のハギノピリナが3着に入るなど波乱もありましたが、今年はどうなるでしょうか。いつもの通り過去のデータから予想していきます。
まずは人気面です。データとしては桜花賞上位組がそのまま人気上位となっている場合の信頼度は高く、1番人気の勝率は上々です。逆に言えば、桜花賞上位ではないのに1番人気になっていたりすると危険信号とも言えます。また、4番人気~9番人気あたりの中穴ゾーンからの連対というパターンも多くなっています。
続いては脚質です。多くのレースは先行有利となる傾向が多いのですが、オークスに限っては完全に差し優勢となっており、前々の競馬からの勝ち星は2017年のソウルスターリングだけという極端な状況です。これは狙いやすいでしょう。
続いては枠順です。東京競馬場は枠の有利不利があまりないというのが有名ですが、オークスに関してはデータ的にやや内枠有利となっています。外枠の成績が極端に悪いという事はないものの、信頼度としては内枠に軍配が上がります。
最後は血統です。ここはかなり明確な傾向があり父系ノーザンダンサーの血統を持つ馬の活躍が非常に多くなっています。具体的にはディープインパクト産駒の活躍が群を抜いている印象で、やはり偉大な馬だと改めて感じます。亡くなったのが残念です。
次は、G1 オークスの出馬表を見てみましょう。
G1 オークスの出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ウォーターナビレラ | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 7.3 (4人気) |
2 | スタニングローズ | 牝3 | 55.0 | レーン | 36.3 (10人気) |
3 | アートハウス | 牝3 | 55.0 | 川田 | 7.0 (3人気) |
4 | ルージュエヴァイユ | 牝3 | 55.0 | 池添 | 13.3 (7人気) |
5 | サウンドビバーチェ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 | 160.7 (16人気) |
6 | サークルオブライフ | 牝3 | 55.0 | Mデム | 2.5 (1人気) |
7 | ホウオウバニラ | 牝3 | 55.0 | 横山典 | 251.7 (17人気) |
8 | ナミュール | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 9.0 (5人気) |
9 | エリカヴィータ | 牝3 | 55.0 | 福永 | 11.0 (6人気) |
10 | ラブパイロー | 牝3 | 55.0 | 野中 | 268.2 (18人気) |
11 | ベルクレスタ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | 25.1 (9人気) |
12 | ライラック | 牝3 | 55.0 | 横山和 | 44.9 (12人気) |
13 | パーソナルハイ | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | 45.2 (13人気) |
14 | シーグラス | 牝3 | 55.0 | 松岡 | 129.2 (14人気) |
15 | ピンハイ | 牝3 | 55.0 | 高倉 | 41.0 (11人気) |
16 | プレサージュリフト | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭 | 19.2 (8人気) |
17 | ニシノラブウインク | 牝3 | 55.0 | 三浦 | 146.6 (15人気) |
18 | スターズオンアース | 牝3 | 55.0 | ルメー | 5.7 (2人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の予想オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
内枠がやや有利なオークスですがウォーターナビレラとアートハウスが内枠の人気馬となりそうです。サークルオブライフも内よりです。
一方でスターズオンアースは大外となりました。枠の有利不利が少ないというデータですが、影響は出るでしょうか。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 優駿牝馬(オークス)2022の予想
という事で、こちらがG1 オークスの予想となります。
◎スターズオンアース
本命はスターズオンアースとしました。桜花賞で7番人気から勝利しており、「桜花賞上位だった人気馬」の条件は満たせます。
血統的にはそこまで有利とは言えないものの、鞍上のルメール騎手もその状態を絶賛するほど仕上がりが良いそうで、期待です。
○サークルオブライフ
対抗はサークルオブライフとしました。こちらも血統的にはノーザンダンサー系ではないもおの、阪神JFを勝利している点はプラス材料です。桜花賞では4着でまずまずの結果、脚質的にも相性が良く勝負んになるでしょう。
△ナミュール
連下はナミュールとしました。ハービンジャー産駒でノーザンダンサーのクロスと血統的にはかなり好相性です。桜花賞では人気を集めながら大敗したものの、チューリップ賞では人気に応えて勝利。距離的にも今回の方が合っているような気もします。
▲ウォーターナビレラ
単穴はウォーターナビレラとしました。父系祖父がディープインパクト、桜花賞2着と好材料は多い一頭です。脚質的には先行タイプという事でデータ的には相性が良くないですが、1枠1番というのは脚質ともマッチしています。
×ライラック
穴はライラックとします。桜花賞では大敗しましたがフェアリーSではスターズオンアースを破って勝利しており才能を感じます。血統的にも相性が良さそうで、脚質も差しという事で条件は整っているともいえます。
以上が今回の予想となります。
G1 優駿牝馬(オークス)の勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:6・18
2着:1・6・8・18
3着:1・6・8・9・12・18
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