G1 朝日杯フューチュリティステークスの買い目予想
今回の予想は12月19日に阪神競馬場で開催となるG1 朝日杯フューチュリティステークスのものとなります。
元の名前は朝日杯3歳ステークスだったこの朝日杯FSですが、そもそもは関東の3歳馬(現2歳馬)の王者決定戦的な立ち位置でした。2014年からはそれまでの中山競馬場開催から阪神競馬場に変更となり、関東2歳馬の王者決定戦という事ではなくなりました。
更には元は牡馬・セン馬限定だったのですが2004年からは牡馬・牝馬限定戦となりセン馬はハブられる事になりました。
距離は芝1600メートルとなっているこの一戦は、優勝すればその後の活躍に大いに期待出来るという大事なレースとなっています。
今回もこのG1朝日杯FSの過去のデータを洗い直し、今年の予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。開催場所の変更が近年で行われているこの手のパターンは積み上げたデータがそこまで機能しないのが困りものですが、この朝日杯に関しては中山時代も今の阪神開催も変わらず1番人気が非常に優秀です。「特に前走芝1600メートルで勝利し、かつ1番人気」という条件に当てはまる馬の活躍も非常に目立ち、狙い目です。
続いては脚質です。こちらについても中山時代と今に大きな差は無いようで、差しが有利というデータになっています。逆に先行は不利なようで、先行からの勝ち星はかなり少ないと出ています。
続いては枠順です。こちらに関しては蓄積されたデータが少なすぎる事から、未知数と言っても過言ではないでしょう。ただ、前週開催の同じく阪神での2歳戦、阪神JFでは人気馬が1枠に入ればチャンスという傾向はあるのでここでも似たような傾向と見ても良いかもしれません。ダノンプレミアムなどが良い例です。
最後は血統です。芝1600メートルという事で定番の父系、もしくは母父系にノーザンダンサーが入っている馬の活躍が目立ちます。同じく定番のディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒の活躍度もやはり高く、このあたりはしっかり押さえておきたい所です。
続いて、今年のG1 朝日杯FSの出馬表を見てみましょう。
G1 朝日杯フューチュリティステークスの出馬表
こちらがG1 朝日杯FSの出馬表となっています。
1枠1番に実力馬が入ればチャンス、という事でしたが1枠2枠はちょっと未知数な馬が入っています。
朝日杯といえばのダノン冠からはダノンスコーピオンが登場です。デビュー戦から2連勝、重賞は初挑戦です。
デビュー戦からデイリー杯まで無敗のセリフォスは3枠4番、札幌2歳Sを勝ったジオグリフは7枠13番に入りました。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 朝日杯フューチュリティステークスの予想
という事で、こちらがG1 朝日杯FSの予想となります。
◎セリフォス
本命はセリフォスとしました。血統に関してはノーザンダンサー系は入っていませんが十分活躍実勢のあるダイワメジャー産駒、前走が今回と同じ阪神芝1600メートルのデイリー杯で勝利しているなど条件は整っています。脚質も差しという事で文句なし。ここは鉄板でしょう。
○ダノンスコーピオン
対抗はダノンスコーピオンです。血統的にはロードカナロア産駒という事でキングカメハメハの孫、全く問題なしです。脚質は追い込みに近い差し馬となります。ダノン系は同レースで活躍している印象なので、ここは押さえたい所です。
▲ドーブネ
続いて単穴はドーブネです。ディープインパクト産駒です。デビューから2戦2勝です。1600メートルはまだ経験がありませんが血統的には全く問題はないはずです。
△プルパレイ
続いて連下はプルパレイです。母父系にノーザンダンサー、イスラボニータ産駒です。前走のデイリー杯では4着と惜敗しましたが、デビューからここまで全て1600メートルだったという頃で慣れています。
×カジュフェイス
穴にはカジュフェイスとしました。父父がディープインパクト、母父系にノーザンダンサーと血統的にはバッチリです。初勝利までに時間はかかりましたがそこから2連勝。枠も1枠で複勝でお守り代わりに買っておくと面白いかもしれません。
以上が今回の予想になります。2歳戦は難易度が高いですが、今回に関してはセリフォスではないでしょうか。
G1 朝日杯フューチュリティステークスの勝負買い目はこれだ
1着:4・7
2着:4・7・8・11
3着:1・4・7・8・11・13
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