G3 新潟記念の買い目予想
今回の予想は9月5日に新潟競馬場で開催となるG3 新潟記念のものとなります。
新潟競馬場で行われる重賞競走で最も歴史が古いのがこの新潟記念で、その歴史は1965年からとなります。
グレード制が導入された1984年からはG3に格付けされ、1998年からは地方競馬所属馬が出走可能に、2006年からは外国馬も出走可能になりました。
外国馬の出走が可能になった同年、サマー2000シリーズにも組み込まれています。
という事でこのG3新潟記念もいつもの通りこれまでの傾向などを洗い直し、予想を組み立てて行きます。
新潟記念はハンディキャップ戦ですが、斤量の多い馬の活躍はあまり目立たず、人気でも斤量が大きい場合はちょっと考える必要がありそうです。
とりあえず、人気面から見てみましょう。1番人気~4番人気あたりの成績はあまり良いとは言えず、特に1番人気は勝率も微妙な上回収率も低く、あまり狙いたくない所です。反面、5番人気から9番人気辺りは成績が良く波乱傾向であると言えそうです。
続いては脚質です。新潟記念は逃げや追込の成績があまり良くなく、単純に先行~差しが好成績と中団待機からの勝利パターンが多くなっているようです。ただ、全体的な傾向としては脚質により大きな有利不利は無さそうで、あまり重視する必要はなさそうです。
次は枠順です。こちらも大きな差は無いように思えますが、3枠だけ突出した成績を残しています。勝率に関しては1枠に一歩譲るものの、それ以外の面では全て上回っており単勝回収率も非常に優秀です。3枠単勝狙いは可能性十分でしょう。
最後は血統です。芝2000メートルという事で単純にその距離のG1を制している種牡馬の産駒が好相性で、ディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒、ハーツクライ産駒などの成績が優秀です。サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系の組み合わせが有力なのは言うまでも無いでしょう。
続いて、G3 新潟記念の出馬表を見てみましょう。
G3 新潟記念の出馬表
こちらがG3 新潟記念の出馬表となっています。
注目の3枠にはリアアメリアとパルティアーモが入っており、どちらも魅力は十分です。リアアメリアは重賞2勝、G1はまだ未勝利という事で斤量も高くないため、狙い目です。
勝率なら3枠以上となる1枠にはディープインパクトを父系の祖父に持つザダルが入ります。前走のエプソムカップで勝利、勢いはありますが距離的にはどうでしょうか。
前走で函館記念を勝利したトーセンスーリヤは大外の8枠17番に入りました。
次はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G3 新潟記念の予想
という事で、こちらがG3 新潟記念の予想となります。
◎リアアメリア
本命はリアアメリアとしました。血統的にもディープインパクト産駒という事で好相性、2000メートルの関西ローズSで勝利している事から距離適性も良さそうで、何よりも3枠に入ったという点が魅力的です。
気になる斤量も55キロと重くなく、好条件が揃っていると見て良いでしょう。
○ザダル
対抗はザダルとしました。父父がディープインパクトという事でこちらも血統としては問題なく、2000メートルでの勝利経験もあります。前場所のエプソムカップで勝利している点も高評価、枠順も1枠は勝率が高く加点対象です。
▲ラインベック
続いて単穴はラインベックです。ディープインパクトとアパパネの仔という恵まれた血統ですが、まだ重賞の勝利経験は無しです。本格化まではまだもう少しかかりそうなキモしますが、低い斤量から一発という可能性はあるでしょう。
△パルティアーモ
続いて連下はパルティアーモです。重賞はこれが初挑戦となりますが直近3走の成績はオール3連対と才能を開花させつつあるように思えます。枠順や血統に関してはこれといった加点はありませんが、馬券に絡む気配は感じます。
×マイネルファンロン
穴にはマイネルファンロンを推します。ステイゴールド産駒で血統は相性良し、前走の函館記念では惨敗していますが報道によれば調教での状態が非常に良いようで、一発を期待する記者も見かけるまさに穴馬です。
以上が今回の新潟記念の予想となります。天気予報によれば当日は降水確率90%となっており、馬場の状態が非常に気になる所で大きな波乱を生む可能性もあるでしょう。
G3 新潟記念の勝負買い目はこれだ
1着:2・5
2着:2・5・6・11
3着:2・5・6・10・12・16
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