G1 ヴィクトリアマイル 事前予想
今回の予想は5月15日に東京競馬場で開催となるG1 ヴィクトリアマイルのものとなります。
ヴィクトリアマイルは20006年に4歳以上牝馬による春季のチャンピオン決定戦という位置付けで創設されました。
元々牝馬は競走馬生産の観点からあまりレースでは酷使せず、早々に繁殖に行かせるべきという風潮も根強かったのですが、近年では現役で活躍した牝馬から優秀な産駒がよく出るという事から牝馬の活躍を広げるための創設とも言えます。
歴史の浅い新しいG1で今年が17回目のヴィクトリアマイル。今回も過去のデータを洗い直し予想していきましょう。
まずは人気面です。ヴィクトリアマイルといえば波乱の展開と言っても良く、春の牝馬戦の難しさを体現しているレースとなります。2015年にはなんと3連単で2000万円馬券という目を疑う結果になっているように、とにかく人気薄の馬の激走が目立ちます。1番人気の成績は悪くないので、2着3着には穴馬を置くのが面白いでしょう。
続いては脚質です。データ的には先行勢と中団勢が互角程度となっていますが、近年では前よりの馬の活躍が目立っており、先行を中心に考えるのが正解かもしれません。追込に至ってはまったく活躍ないと言って良さそうです。
続いては枠順です。東京競馬場の芝1600メートルはレイアウトの関係上あまり枠の有利不利がなく、どこからでも狙えるのが基本です。が、ヴィクトリアマイルに限っては1枠~3枠の好走率が高く、狙い目になっているようです。
最後は血統です。こちらについてはかなり明確な傾向があり、父ヘイロー系が圧倒的に活躍しています。とりわけ父系にサンデーサイレンスという血統は絶対に押さえるべきでしょう。となれば、ディープインパクト産駒やフジキセキ産駒が狙い目という事になります。
次は、G1 ヴィクトリアマイルの出馬表を見てみましょう。
G1 ヴィクトリアマイルの出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | デアリングタクト | 牝5 | 55.0 | 松山 | 5.6 (4人気) |
2 | ソングライン | 牝4 | 55.0 | 池添 | 4.8 (3人気) |
3 | メイショウミモザ | 牝5 | 55.0 | 鮫島駿 | 65.0 (13人気) |
4 | マジックキャッスル | 牝5 | 55.0 | 戸崎圭 | 25.7 (8人気) |
5 | ソダシ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼 | 4.5 (2人気) |
6 | ディヴィーナ | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 53.2 (11人気) |
7 | レシステンシア | 牝5 | 55.0 | 横山武 | 18.2 (6人気) |
8 | クリノプレミアム | 牝5 | 55.0 | 松岡 | 72.7 (15人気) |
9 | アブレイズ | 牝5 | 55.0 | 菅原明 | 189.1 (17人気) |
10 | ローザノワール | 牝6 | 55.0 | 田中勝 | 266.3 (18人気) |
11 | ファインルージュ | 牝4 | 55.0 | ルメー | 5.8 (5人気) |
12 | ミスニューヨーク | 牝5 | 55.0 | Mデム | 55.3 (12人気) |
13 | レイパパレ | 牝5 | 55.0 | 川田 | 3.5 (1人気) |
14 | アカイイト | 牝5 | 55.0 | 幸 | 37.4 (9人気) |
15 | アンドヴァラナウト | 牝4 | 55.0 | 福永 | 22.1 (7人気) |
16 | デゼル | 牝5 | 55.0 | 藤岡康 | 71.5 (14人気) |
17 | シャドウディーヴァ | 牝6 | 55.0 | 坂井 | 79.9 (16人気) |
18 | テルツェット | 牝5 | 55.0 | レーン | 39.5 (10人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の予想オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
1枠~3枠の好走が多い、という事でしたが1枠にはデアリングタクトとソングライン、3枠にはソダシが入りました。
ファインルージュは6枠、レイパパレは7枠になりました。また、3枠に入ったディープインパクト産駒で人気が薄そうという好条件が整っているのはマジックキャッスルでしょうか。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 ヴィクトリアマイル2022の予想
という事で、こちらがG1 ヴィクトリアマイルの予想となります。
◎レイパパレ
本命はレイパパレとしました。デビューから無敗で大阪杯まで制したディープインパクト産駒です。その後はなかなか勝ちきれない展開が続いていましたが金鯱勝、大阪杯と2走連続で2着となっており復活の兆しを見せており、期待できそうです。
○ファインルージュ
対抗はファインルージュとしました。キズナ産駒という事で血統は好相性、G1は未勝利ながらもこちらも期待値十分でしょう。前走の東京新聞杯で敗れたのは意外でしたが、そろそろG1ホースとなっても良いでしょう。
△マジックキャッスル
連下はマジックキャッスルとしました。人気薄からの激走条件を満たすのはこの馬と睨んでいます。昨年の秋華賞では10番人気から2着、ヴィクトリアマイルで3着と波乱を演出しがちです。
▲デアリングタクト
単穴はデアリングタクトとしました。海外遠征からの長期休養明けという事で不安要素は大きいのですが、実力は非常に高いと言えます。桜花賞も勝っているので距離も問題ないでしょう。
×ディヴァーナ
穴はディヴァーナとします。まだ実力は未知数といった所ですが血統的には良く、前走ではマイル距離で勝利しており気づいたら3着、なんて事もあるかもしれません。ピンときた一頭という奴です。
以上が今回の予想となります。ソダシは…どうなんでしょうね?
G1 ヴィクトリアマイルの勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:11・13
2着:1・4・11・13
3着:1・2・4・6・11・13
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