G1 阪神ジュベナイルフィリーズの買い目予想
今回の予想は12月12日に阪神競馬場で開催となるG1 阪神ジュベナイルフィリーズのものとなります。
元々は関西所属の3歳馬(今でいう2歳馬)のチャンピオン決定戦として創設された阪神3歳ステークスが前身となっているのがこの阪神ジュベナイルフィリーズです。
ジュベナイルとは少年や少女、フィリーズは若い牝馬という意味があります。最初は牝牡は問わないレースでしたが、レース名の通り現在では2歳牝馬のチャンピオン決定戦という位置づけになっています。
距離は芝1600メートルです。2歳牝馬限定のレースという事で荒れる決着も少なくない印象ですが、昨年の同レースは1番人気のソダシが素直に勝利する展開でした。
今回もこのG1阪神ジュベナイルフィリーズの過去のデータを洗い直し、今年の予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。素直に1番人気の成績が最も優秀で、勝率は35%ほどとハイレベルです。荒れる時は極端に荒れる印象ですが、基本的には人気上位の信頼度は高めと見て良いでしょう。また、4番人気~9番人気の中穴もなかなか侮れずヒモにするには最適です。
配当面でみると3連単で最高3,047,070円という極端な数値となっていますがこれは2012年の大荒れの時のものです。
次は脚質です。逃げ馬の数値が悪くないのですが、元々脚質的に数が多くないというのもあり2019年のレシステンシアが数値を上げている印象で基本的には逃げ馬は不利と見て良いでしょう。
最も成績が良いの差し馬で、先行有利なレースが多い中でこれは押さえておくべきポイントとなるでしょう。勝率、連対率、複勝率、単勝回収率共にトップです。
続いて枠順です。スタートから最初のコーナーまでの距離が長めという事もあり外枠が極端に不利という事は無いようですが、1枠の勝率が10%となっており有利に見えますが、この1枠からの勝利は基本的に5番人気以内からの勝利しか無いので1枠だからと買うのではなく、人気馬が入った時に狙うという感じで良いでしょう。
最後は血統です。こちらはご存知ディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。ステイゴールド血統の馬の活躍も多く、この辺りは狙い目と見て良いでしょう。大血統で見れば父系にノーザンダンサーという血統の活躍も多く、いわゆる芝1600メートルに有利な血統は狙い目です。
続いて、今年のG1 阪神JFの出馬表を見てみましょう。
G1 阪神ジュベナイルフィリーズの出馬表
こちらがG1 阪神JFの出馬表となっています。
1枠1番に入ったのはナムラクレアです。父父ディープインパクトという血統、小倉2歳Sを勝利、直近のファンタジーSでは2着と実績十分で、人気も集まりそうです。狙い目かもしれません。
そのナムラクレアをファンタジーSで破ったウォーターナビレラはこちらも父父ディープインパクト、7枠13番に入りました。
勝率0%の5枠に入ったのはサークルオブライフ、アルテミスSを勝利していますがどう転ぶでしょうか。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 阪神ジュベナイルフィリーズの予想
という事で、こちらがG1 阪神JFの予想となります。
◎ステルナティーア
本命はステルナティーアとしました。ロードカナロア産駒で血統的にも問題は無いでしょう。同じ1600メートルのサウジアラビアRCでは2着ですがそこの勝利馬であるコマンドラインが今回不在という事で狙い目はここになるでしょう。
○サークルオブライフ
対抗はサークルオブライフです。前述した通り勝率ゼロの枠に入ってしまったものの、1600メートルで2勝、アルテミスSも制しており実力的には不安要素は少なめでしょう。
▲ナムラクレア
続いて単穴はナムラクレアです。ディープインパクトの孫にあたり血統的には問題ないのですが1600メートルはデビュー戦で3着に終わっているのが気になる所です。
△ウォーターナビレラ
続いて連下はウォーターナビレラです。ここまで無敗でファンタジーSを勝利と成績は非常に優秀、ディープインパクトの孫にあたります。
人気も集まりそうですが、今回は連下程度に押さえておく事にしました。
×ナムラリコリス
穴にはナムラリコリスとしました。単穴に推したナムラクレアと同じナムラ冠です。函館2歳Sで勝利しているなど実績十分ですが1600メートルは初挑戦という事が気になります。ナムラ同士でワンツー決着なんて事も?
以上が今回の予想になります。2歳戦はデータの蓄積が少ない事から難易度は高め、それだけに的中すればかなり嬉しいですね。
G1 阪神ジュベナイルフィリーズの勝負買い目はこれだ
1着:8・10
2着:1・8・10・13
3着:1・2・8・10・13・17
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