G1 高松宮記念2022 事前予想
今回の予想は3月27日に中京競馬場で開催となるG1 高松宮記念のものとなります。
距離は芝1200メートル。春のスプリント王者を決めるビッグレースです。
G1高松宮記念は1967年に創設された中京大賞典が前身となっており、1970年にに高松宮宣仁親王から優勝杯が下賜されたのを機に高松宮杯に改称。1984年にグレード制が導入されるとG1に格付けされたという由緒ある一戦です。
いよいよ始まる春のG1シーズンの一発目であるこの高松宮記念の過去のデータを洗い直し、今回も予想していきましょう。
まずは人気面です。全体的には人気上位の馬がそのまま活躍するケースが多く、1番人気の信頼度も高めです。勝率は1~4番人気だけで90%近くなっており、基本的には人気通りの決着となるパターンが多いようです。
その傾向は配当面にも現れている…と言いたい所ですが、記憶にも新しい2019年のセイウンコウセイとショウナンアンセムの2着3着による大波乱決着によって配当データは大変な事になっています。
続いては脚質です。基本的には先行勢が優位な傾向にあり、前で競馬が出来るかが勝負の鍵を握りそうです。ただ、前にいっていれば良いという事でも無いようで、逃げ馬や4コーナーでの先頭馬は勝ちきれないパターンが殆どです。
続いては枠順です。ここに関しては中京競馬場のリニューアルからそこまで年数が経っていない事から判断が難しく、参考程度に留めておきます。基本的には人気サイドの内枠有利、外に入ると微妙くらいに覚えておきましょう。
最後は血統です。芝の短距離G1を制している種牡馬の産駒の活躍が多く、具体的にはキングカメハメハ、フジキセキ、タイキシャトル、ロードカナロアなどです。大血統ではナスルーラ系の活躍が目立ち、馬券に絡む確率が高くなっています。意外な活躍を見せる傾向にあるのがアドマイヤムーン×ナスルーラ系で、2019年のセイウンコウセイがこれにあたります。
次は、G1 高松宮記念の出馬表を見てみましょう。
G1 高松宮記念の出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | サリオス | 牡5 | 57.0 | 石橋脩 | 16.6 (5人気) |
2 | ナランフレグ | 牡6 | 57.0 | 丸田 | 25.6 (7人気) |
3 | シャインガーネット | 牝5 | 55.0 | 田辺 | 58.9 (11人気) |
4 | ライトオンキュー | 牡7 | 57.0 | 横山典 | 150.0 (15人気) |
5 | レイハリア | 牝4 | 55.0 | 亀田 | 54.6 (10人気) |
6 | サンライズオネスト | 牡5 | 57.0 | 武豊 | 114.9 (14人気) |
7 | レシステンシア | 牝5 | 55.0 | 横山武 | 2.0 (1人気) |
8 | ジャンダルム | 牡7 | 57.0 | 荻野極 | 46.5 (9人気) |
9 | ロータスランド | 牝5 | 55.0 | 岩田望 | 20.9 (6人気) |
10 | キルロード | セ7 | 57.0 | 菊沢 | 210.7 (17人気) |
11 | クリノガウディー | 牡6 | 57.0 | 松岡 | 93.7 (12人気) |
12 | エイティーンガール | 牝6 | 55.0 | 秋山真 | 98.4 (13人気) |
13 | トゥラヴェスーラ | 牡7 | 57.0 | 鮫島駿 | 26.1 (8人気) |
14 | ダイアトニック | 牡7 | 57.0 | 岩田康 | 16.5 (4人気) |
15 | ファストフォース | 牡6 | 57.0 | 柴山 | 163.1 (16人気) |
16 | ダイメイフジ | 牡8 | 57.0 | 小沢 | 269.7 (18人気) |
17 | メイケイエール | 牝4 | 55.0 | 池添 | 4.3 (3人気) |
18 | グレナディアガーズ | 牡4 | 57.0 | 福永 | 3.7 (2人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の事前オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
内枠に人気馬が入れば有利、という点から考えると該当するのはサリオスのみといって良い状態です。
昨年2着のレシステンシアは4枠7番とやや微妙な位置に、メイケイエールとグレナディアガーズは揃って大外となってしまい完全に不利を受ける形となりました。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 高松宮記念2022の予想
という事で、こちらがG1高松宮記念の予想となります。
◎メイケイエール
本命はメイケイエールとしました。ご存知超問題児で暴走特急な女の子。既にいろんな意味で伝説を残しています。そんな暴れん坊プリンセスも前走を見る限りはその悪癖も落ち着きつつある印象です。
大外という点はかなりマイナスポイントなものの、何かやってくれる予感のする1頭です。
○レシステンシア
対抗はレシステンシアとしました。昨年の同レースではダノンスマッシュに惜敗したものの、スプリターズSで2着、前走の香港スプリントでも2着と総合力の高さは疑いの余地が無いでしょう。枠が微妙な所ですが、馬券圏内の可能性は非常に高いです。
△サリオス
連下はサリオスとしました。マイルのみを走ってきたサリオスがいきなりのスプリント戦というのには驚きです。内枠に人気馬が入れば有利、と前述しましたが1枠に関しては微妙なデータとあまり良い材料は無いのですが、。しれっと馬券圏内に入る気もします。
▲トゥラヴェスーラ
単穴はトゥラヴェスーラとしました。昨年の同レースで4着と健闘、先行型ではなく脚質的にも優位とはいえないものの直近の重賞2戦ではどちらも2着と勢いはあります。
×シャインガーネット
穴はシャインガーネットとしました。前走のシルクロードSで2着と好走、枠順も成績の良い2枠をゲットした事で馬券に絡んで配当を上げてくれる可能性のある1頭です。
以上が今回の予想となります。印は付けていないもののグレナディアガーズあたりもやはり押さえるべきでしょう。
G1 高松宮記念の勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:7・17
2着:1・7・13・17
3着:1・3・7・13・17・18
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