G2 アメリカJCCの買い目予想
今回の予想は1月23日に中山競馬場で開催となるG2 アメリカジョッキークラブカップのものとなります。
いつもはちょっと下火になるこの時期の競馬ですが、昨年からの競馬ブームによりいつもよりは盛り上がりを見せている印象です。某ゲームのお陰でしょうか。
さて、このG2アメリカジョッキークラブカップは1960年に日米友好の一環として、ニューヨークジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受け創設されました。
最初は1月5日に芝2000メートルのハンデキャップ競走というレースでしたが、翌年には中山金杯と時期が入れ替えされ、芝2600メートルに変更されました。最終的には1984年から今の芝2200メートルになったという経緯があります。
1984年には一度だけダートで行われましたが、これは大雪の影響によるレア中のレアケースのようです。
今回もこのG2 アメリカジョッキークラブカップの過去のデータを洗い直し、予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。2008年以降から顕著ですが、最近は1番人気が素直に勝てない展開が多い印象です。近年では2番人気の方が安定しているようですが、荒れ傾向という事も無いようです。
また、3着以内に5番人気以下の馬が入るケースが非常に多く、中穴あたりになる馬もしっかり馬券に押さえて置きたい所です。
続いては脚質です。中山芝2200メートルは逃げ馬、先行馬が有利と言われていますが、実際の傾向でも前々の競馬をした馬の勝ち星が多いようです。追込馬に関してはあまり考慮する必要はなく、押さえなくて良いでしょう。
次は枠順です。ゲート位置の関係上、内と外に極端な有利不利が無いはずですが、このレースに関してはなぜか外枠が苦戦傾向にあるようです。逆に成績が良いのは中枠。人気馬が中枠からとなれば外せません。
最後は血統です。これについては明確にサンデーサイレンスの血を持った馬が強いデータになっていますが、ディープインパクト産駒に関してはそこそこの活躍に留まっています。最近ではステイゴールド産駒の活躍も目立ちます。
続いて、今年のG2 アメリカJCCの出馬表を見てみましょう。
G2 アメリカJCCの出馬表
こちらがG2 アメリカJCCの出馬表となっています。
画像に変なマークが入ってしまっていますが、次回からは入らないように工夫します。
中枠有利という事ですが、中枠で人気を集めそうなのはポタジェ辺りでしょうか。まだ重賞は未勝利ですが、ここでなら決める可能性はありそうです。今回の本命で良いかもしれませんね。
非常に勝率の悪い1枠1番にはこちらも人気しそうなキングオブコージが入る事になりました。
ホープフルSと菊花賞で2着のオーソクレースは7枠11番と外よりです。不調の噂もありますが、どうでしょうか。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G2 アメリカJCCの予想
という事で、こちらがG2 アメリカJCCの予想となります。
◎ポタジェ
本命はポタジェとしました。血統はサンデーサイレンス系…というかディープインパクト産駒です。ここまで重賞未勝利ながら毎日王冠3着や天皇賞6着など健闘も見せています。
枠順がまさに中枠、人気も恐らく2番手3番手辺りになりそうな点を考えると、データ的にはここでしょうか。
○オーソクレース
対抗はオーソクレースです。血統は問題なし、重賞未勝利ですがホープフルと菊花賞で2着という実績がある事からG2のここなら勝ちの期待は持てるでしょう。
不調の噂もあり実際前回から間が開いているのも気になる所ではあります。
▲アンティシペイト
続いて単穴はアンティシペイトです。血統は問題なし、重賞初挑戦となった前走では8着に敗れています。なんとも勝ちきれない印象のある一頭ですが、穴となる可能性はあるでしょう。
△アサマノイタズラ
続いて連下はアサマノイタズラです。サンデーサイレンス系の血統はしっかり入っており、同じく中山芝2200のセントライト記念を勝利している事からチャンスはありそうです。G1で勝てる馬かと言われるとちょっと、ですがここなら。
×ダンビュライト
穴にはダンビュライトを推します。2018年の同レース覇者ですが翌年は6着、その後は同レースの出場はありませんでしたが今回久々の登場です。血統は問題なし、最近はダートに転向したようですがまた芝に。こういう馬が激走したりするものです。
以上が今回の予想になります。キングオブコージなども人気しそうですが枠が良くない、という事で今回は外しました。意外と古強者がかつ展開もなんだかありそうな予感もしますね。
G2 アメリカJCCの勝負買い目はこれだ
1着:7・11
2着:2・6・8・11
3着:2・6・7・8・9・11
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