フェブラリーステークス2022事前予想
今回の予想は2月20日に東京競馬場で開催となるG1 フェブラリーステークスのものとなります。
このフェブラリーステークスはJRAが施行するダート重賞では最も古い歴史があり、前身となるフェブラリーハンデキャップが創設されたのは1984年となります。
初のダートG1に格付けされたのは1997年とG1レースとしての歴史はそこまで長くなく、やはり芝レースと比べると新しい印象です。
その名の通り2月に開催される本レースですが、1999年は1月31日に開催された事もあります。
突如ダートに転向したソダシがチャンピオンズカップに続いて登場する事で話題性も高い今年のフェブラリーステークスについて、今回も過去のデータを洗い直して予想を立てていきましょう。
まずは人気面です。1番人気の勝率、連対率はかなりハイレベルでここ十数年で1番人気に推されながら着外に敗退したのは2012年のトランセンドと2013年のカレンブラックヒルのみとなっています。
2番人気~4番人気の活躍も1番人気に次いで目立ち、ダート戦らしい実力通りに決まる展開が多く堅いレースとなるのが基本です。
続いては脚質です。東京競馬場のダートコースはスタート直後が芝という事でスピードに乗りやすいものの緩めるタイミングが無い関係上逃げ馬には不利といえるでしょう。
連対率、複勝率で見ると先行タイプの馬が優位というデータになっており、前で競馬が出来るとチャンスは大きくなるようです。
次は枠順です。前述の通り芝からスタートする関係上、より長く芝を走れる外枠が有利というデータになっています。堅いレースになりがちなフェブラリーステークスが荒れるパターンはこの外枠に入った人気薄の馬の激走、というパターンが多く穴狙いなら外からで決まりでしょう。
最後は血統です。データ的にはサンデーサイレンス系の勝率が高いものの、そもそもサンデーサイレンス系はダートにそこまで向いて言われるかといえば疑問を覚えます。血統的には断然ミスプロ系の産駒の活躍が目立ち、基本的にはここを狙っていくのが適当でしょう。
次はG1フェブラリーステークスの出走表を見てみましょう。
1 | テオレーマ | 牝6 | 55.0 | ルメー | 30.4 (10人気) |
2 | ダイワキャグニー | セ8 | 57.0 | 三浦 | 87.8 (15人気) |
3 | インティ | 牡8 | 57.0 | 武豊 | 16.7 (8人気) |
4 | アルクトス | 牡7 | 57.0 | 田辺 | 13.6 (6人気) |
5 | レッドルゼル | 牡6 | 57.0 | 川田 | 3.8 (2人気) |
6 | カフェファラオ | 牡5 | 57.0 | 福永 | 3.1 (1人気) |
7 | タイムフライヤー | 牡7 | 57.0 | 横山武 | 83.6 (14人気) |
8 | サンライズノヴァ | 牡8 | 57.0 | 松若 | 57.7 (13人気) |
9 | サンライズホープ | 牡5 | 57.0 | 大野 | 56.4 (12人気) |
10 | スワーヴアラミス | 牡7 | 57.0 | 松田 | 17.4 (9人気) |
11 | ソダシ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼 | 7.0 (3人気) |
12 | ミューチャリー | 牡6 | 57.0 | 御神本 | 42.9 (11人気) |
13 | ソリストサンダー | 牡7 | 57.0 | 戸崎圭 | 7.4 (4人気) |
14 | ケイティブレイブ | 牡9 | 57.0 | 菅原明 | 155.3 (16人気) |
15 | テイエムサウスダン | 牡5 | 57.0 | 岩田康 | 8.7 (5人気) |
16 | エアスピネル | 牡9 | 57.0 | Mデム | 14.5 (7人気) |
今回からnetkeiba.comの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の事前オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
外枠が有利な東京競馬場ですが、人気を集めそうな昨年の覇者カフェファラオとJBCスプリントで勝利したレッドルゼルは共に3枠となりました。
人気の高いソダシは外よりの5枠11番となりました。ダートへの適正は微妙な気もするのですが、スタートからある程度芝で走れる位置に入った事でチャンスが生まれたかもしれません。
更に6枠にはソリストサンダー、大外7枠にはテイエムサウスダンとエアスピネルが入っておりこちらもチャンス十分でしょう。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 フェブラリーステークスの予想
という事で、こちらがG1 フェブラリーステークスの予想となります。
◎ソリストサンダー
本命はソリストサンダーとしました。カフェファラオ、レッドルゼルも人気を集めそうですがカフェファラオは昨年の同レース以降は一度も馬券に絡めておらず、レッドルゼルは1600メートルに関しては未知数に近い反面、ソリストサンダーはまさに1600メートル向きという印象です。昨年には東京1600メートルのG3で勝利しており、枠も外枠で優位です。
○カフェファラオ
対抗はカフェファラオとしました。昨年の覇者という事で当然期待値は高いのですが、地方1600メートル重賞で結果を出せていないのは気になる所です。しかし、逆に東京ダ1600メートルでは全勝している事から相性は抜群です。乗り替わりは気になります。
△ソダシ
連下はソダシとしました。昨年のチャンピオンズカップで突如ダートに登場した人気白馬ソダシ、今回も続けてダートG1に登場です。正直適正としてはどうなのかな?という気がしますが、外よりの枠になった事、東京競馬場である事が有利に働くかもしれません。
▲テイエムサウスダン
単穴はテイエムサウスダンとしました。正直1600メートルで結果は出ていないのですが、昨年末から連勝中で勢いという点では悪くありません。枠も大外とチャンスありです。
×タイムフライヤー
穴はタイムフライヤーとしました。G1ホースですが芝からダートに転向。中央地方共にダートG1では勝利はありませんが距離適性には問題なく、人気の薄さに対して馬券に絡む可能性はけっこうあると見ています。
以上が今回の予想となります。名前を挙げていませんが一応レッドルゼルも押さえたい所で、基本的には堅めの構成となります。
G1フェブラリーステークスの勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:6・13
2着:6・11・13・15
3着:5・6・7・11・13・15
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