G1 NHKマイルカップ 事前予想
今回の予想は5月8日に東京競馬場で開催となるG1 NHKマイルカップのものとなります。
NHKマイルカップは1953年から日本ダービーのトライアル競走として施行されていた「NHK杯」を前身としており、1996年から当時はクラシックに出走できなかった外国産馬や短距離馬のビッグレースを作るべくマイル王決定戦のG1として現在の形になりました。
そんな春のマイル王決定戦、NHKマイルカップの過去のデータを洗い直し、今回も予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。データだけ見れば1番人気の信頼度がかなり高く、数々のG1レースの中でも屈指の成績を誇っています。しかし、2桁人気の馬が馬券に絡むケースが非常に多く、大荒れとなりやすいという一面も兼ね備えており、なかなかこれだけでの予想は困難であると言えそうです。
続いては脚質です。こちらもデータとしては逃げ、先行が有利という事になっているものの、実際は展開次第で後方からでも逆転は十分可能となっておりこれまた予想の判断材料としては難しいといえるかもしれません。
続いては枠順です。こちらについても3枠までの内枠の連対率がやや高めとなっているものの全体的には極端な有利、不利がなくまたしても判断材料としては難しいという結論になります。NHKマイルカップ、難しいですね改めて。
最後は血統です。こちらについてはディープインパクト産駒の活躍が抜けているものの、ディープ産駒でここに出てくる馬はクラシック路線から外れた馬であるという点を考慮すると過信は禁物でしょう。ディープ産駒以外ではロードカナロア産駒、ハーツクライ産駒の活躍も目立ちます。
次は、G1 NHKマイルカップの出馬表を見てみましょう。
G1 NHKマイルカップの出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | マテンロウオリオン | 牡3 | 57.0 | 横山典 | 6.9 (4人気) |
2 | ソネットフレーズ | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 24.6 (9人気) |
3 | ソリタリオ | 牡3 | 57.0 | 鮫島駿 | 53.3 (12人気) |
4 | セリフォス | 牡3 | 57.0 | 福永 | 2.5 (1人気) |
5 | キングエルメス | 牡3 | 57.0 | 坂井 | 17.4 (7人気) |
6 | トウシンマカオ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭 | 84.5 (14人気) |
7 | タイセイディバイン | 牡3 | 57.0 | 松若 | 43.7 (10人気) |
8 | アルーリングウェイ | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑 | 21.0 (8人気) |
9 | ダンテスヴュー | 牡3 | 57.0 | 吉田隼 | 47.7 (11人気) |
10 | カワキタレブリー | 牡3 | 57.0 | 菅原明 | 291.1 (18人気) |
11 | インダストリア | 牡3 | 57.0 | レーン | 6.0 (3人気) |
12 | セイクリッド | 牝3 | 55.0 | 菊沢 | 273.4 (17人気) |
13 | ジャングロ | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 9.2 (5人気) |
14 | フォラブリューテ | 牝3 | 55.0 | 大野 | 142.8 (16人気) |
15 | オタルエバー | 牡3 | 57.0 | 横山和 | 122.6 (15人気) |
16 | プルパレイ | 牡3 | 57.0 | Mデム | 17.0 (6人気) |
17 | ステルナティーア | 牝3 | 55.0 | 池添 | 70.4 (13人気) |
18 | ダノンスコーピオン | 牡3 | 57.0 | 川田 | 4.5 (2人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の予想オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
「やや優位」と前述した3枠までの内枠には重賞1勝のダイワメジャー産駒のマテンロウオリオンと重賞2勝、朝日フューチュリティで2着となった同じくダイワメジャー産駒のセリフォスが入りました。
人気しそうなロードカナロア産駒で重賞1勝のダノンスコーピオンは大外8枠18番に入っています。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 NHKマイルカップ2022の予想
という事で、こちらがG1 NHKマイルカップの予想となります。
◎セリフォス
本命はセリフォスとしました。デビューからここまで全てマイル戦で3勝2着1回と適正としては文句ないでしょう。前走こそ2着に敗れたものの好枠も引き今度こそG1制覇の可能性は高いでしょう。恐らく当日も1番人気となりそうで、前述した1番人気の信頼性の高さからここは頭です。
○ダノンスコーピオン
対抗はダノンスコーピオンとしました。ロードカナロア産駒で適正は十分。前走のアーリントンカップでは今回も対戦するタイセイディバインに勝利しています。大外に入る事になりましたが枠順不問の一戦だけに大きな不利は受けないでしょう。
△ソリタリオ
連下はソリタリオとしました。人気薄になりそうですがシンザン記念では2着となっており、前述の2桁人気の馬が馬券に絡む、としたら狙い目はこの1頭かもしれません。
▲ジャングロ
単穴はジャングロとしました。外国産馬です。あまり目立った成績がなかったこの1頭ですが前走のニュージーランドTではマテンロウオリオンを破って勝利しており、可能性はあるでしょう。
×タイセイディバイン
穴はタイセイディバインとしました。ルーラーシップ産駒となります。マイル適正があるかどうかはちょっと未知数ではありますが、アーリントンカップで2着というのは悪くありません。なくはないでしょう。
以上が今回の予想となります。インダストリア、マテンロウオリオン辺りも気になりますね。
G1 NHKマイルカップの勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:3・18
2着:3・4・11・18
3着:3・4・7・11・13・18
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