G1 宝塚記念 事前予想
今回の予想は6月26日に阪神競馬場で開催となるG1 宝塚記念のものとなります。
もはや基本的には夏ですが、いちおうこの宝塚記念までは春のG1と言って良いでしょう。これが終わると夏競馬となりしばらくG1戦はなし、サマーシリーズで楽しんでいく事になります。
宝塚記念は芝2200メートルで行われるファン投票戦。上半期の締めくくりの一戦であり1960年に創設されました。ファン投票という事もあってかタイトルホルダーとメロディーレーンの姉弟はまたも同レースに登場です。大きな弟と小さな姉という事でファンからは人気が高いです。
大阪杯でまさかの大敗を喫したエフフォーリアや凱旋門賞に再び挑戦の気配を見せるディープボンドなど、見ごたえ十分な一戦となります。
今回もこの宝塚記念について、過去のデータから今年の予想を考えていきます。
まずは人気面です。宝塚記念といえば荒れる印象が強いですが、データ的には過去20年の優勝馬の6割りが3番人気以内という事で人気上位の勝率は基本的には高めです。4番人気5番人気は非常に成績が悪く、ヒモはいっそもっと人気薄から選ぶのが良いかもしれません。
続いては脚質です。こちらは完全な先行優位というデータとなっており、珍しく逃げの成績も信頼度の高いものになっています。当然、そうなると追込馬には非常に厳しい戦いを強いられると思われますので、馬券からは外しても良いでしょう。
続いては枠順です。前は外枠がやや不利という傾向がありましたが近年では8枠からの勝利がいきなり増え、データ的には内外の大きな有利不利は無いという事になりました。ただ、4枠と7枠は全然です。
最後は血統です。データで見ると突出した血統というのはあまり見られません。となると単純に出走数が多く成績も良いディープインパクト産駒とステイゴールド産駒に注目するべきでしょうか。ディープインパクト産駒に関しては他のレースと比べても非常に活躍は地味ですが、なぜかディープインパクト産駒の牝馬の活躍期待度が高くなっています。ステイゴールド産駒は勝ちもするが負ける時は大敗、と極端な傾向です。
次は、G1 宝塚記念の出馬表を見てみましょう。
G1 宝塚記念の出馬表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | オーソリティ | 牡5 | 58.0 | ルメー | 15.0 (8人気) |
2 | アフリカンゴールド | セ7 | 58.0 | 国分恭 | 101.0 (12人気) |
3 | メロディーレーン | 牝6 | 56.0 | 団野 | 196.5 (15人気) |
4 | エフフォーリア | 牡4 | 58.0 | 横山武 | 4.2 (3人気) |
5 | アイアンバローズ | 牡5 | 58.0 | 石橋脩 | 220.1 (16人気) |
6 | タイトルホルダー | 牡4 | 58.0 | 横山和 | 3.8 (1人気) |
7 | デアリングタクト | 牝5 | 56.0 | 松山 | 6.4 (4人気) |
8 | ステイフーリッシュ | 牡7 | 58.0 | 坂井 | 54.8 (10人気) |
9 | マイネルファンロン | 牡7 | 58.0 | Mデム | 121.8 (14人気) |
10 | ヒシイグアス | 牡6 | 58.0 | レーン | 10.6 (6人気) |
11 | パンサラッサ | 牡5 | 58.0 | 吉田豊 | 10.0 (5人気) |
12 | ウインマリリン | 牝5 | 56.0 | 松岡 | 70.6 (11人気) |
13 | アリーヴォ | 牡4 | 58.0 | 武豊 | 13.6 (7人気) |
14 | キングオブコージ | 牡6 | 58.0 | 横山典 | 115.9 (13人気) |
15 | ディープボンド | 牡5 | 58.0 | 和田竜 | 4.2 (2人気) |
16 | グロリアムンディ | 牡4 | 58.0 | 福永 | 225.3 (17人気) |
17 | ギベオン | 牡7 | 58.0 | 西村淳 | 247.0 (18人気) |
18 | ポタジェ | 牡5 | 58.0 | 吉田隼 | 19.8 (9人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の事前オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
内外の有利不利は少ないとはいえ、前述の通り4枠と7枠はなぜか散々です。そんな枠に入った注目馬はデアリングタクトとディープボンドです。実力的に考えればこの2頭は勝ってもおかしくないので、枠のデータを覆すことが出来るか注目です。
メロディーレーンとタイトルホルダー姉弟は間にエフフォーリア(とアイアンバローズ)を挟んでご近所さん。競馬というよりも競走馬ファンの人はこの辺りも面白く感じるかもしれません。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 宝塚記念2022の予想
という事で、こちらがG1 宝塚記念の予想となります。
◎エフフォーリア
本命はエフフォーリアとしました。デビューから無敗で皐月賞まで勝ち、ダービーでは惜しくも2着、その後も秋天、有馬と勝利した現4歳馬を代表する1頭です。今年は大阪杯に満を持して登場したものの結果はなんと9着敗退。今回はブリンカー装着で巻き返しを狙っています。
その実力に疑いはありません。タイトルホルダーやディープボンドといった強敵もいますが、ここでの復活劇に期待です。
○タイトルホルダー
対抗はタイトルホルダーとしました。ファン投票1位で昨年の菊花賞、今年の春天を勝利している1頭です。天皇賞春→宝塚記念の連勝となればディープインパクト以来の偉業という事で非常に人気を集めそうです。
△ディープボンド
連下はディープボンドとしました。キズナ産駒で当初は目立たない馬でしたが昨年の天皇賞春に2着となってからはまさに才能が開花、海外G2で勝利し有馬記念2着に今年の天皇賞春でも2着となっています。未だにG1は勝っていないという事で今回も2着なら。
▲ポタジェ
単穴はポタジェとしました。ディープインパクト産駒で前走の大阪杯れはレイパパレを破って1着となっています。枠順も近年勝ち星の多い8枠という事でチャンスありです。
×オーソリティ
穴はオーソリティとしました。ドバイシーマクラシックで3着と健闘など海外でも戦える1頭です。オルフェーヴル産駒。国内G1はまだ未勝利という事でここで初勝利の可能性もあるでしょう。
以上が今回の予想となります。
G1 宝塚記念の勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:4・6
2着:4・6・15・18
3着:1・4・6・10・15・18
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