G3 函館記念2021 買い目予想【函館競馬場7/18】

G3 函館記念の買い目予想

今回の予想は7月18日に函館競馬場で開催となるG3 函館記念のものとなります。

先週の七夕賞では万馬券を的中させる事が出来ましたので、今回もその勢いに乗り的中を目指していきましょう。

G3函館記念は正式には農林水産省賞典 函館記念となっています。函館競馬場で開催される重賞レースの中では最も歴史が古く、1965年に創設され既にその歴史は60年近くです。

現在の距離である2000メートルに変更されたのも1968年からという事で、重賞ではたまにある近年の変更により過去のデータが役に立たなくなる、という事もありません。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で開催された昨年の2020年は15番人気のアドマイヤジャスタが勝利、2着も13番人気のドゥオーモだった事から3連単で3,432,870円の払戻という超大波乱となりました。

とはいえ、流石に2020年のケースはレアケース。あまりデータには加えたくない所ですがそこもしっかり加味しつつ、過去のデータを紐解きその傾向から今年の函館記念の予想に役立てて行きましょう。

函館記念はそもそもハンディキャップ戦という事で波乱が起きやすいレースではありますが、それにしたって昨年は行き過ぎです。人気で見るとデータ的には4番人気の勝率が最も高く、1番人気はかなり成績が悪いようです。特に2008年からは1番人気がそのまま勝利したケースは1度のみ、複勝率も非常に低く1番人気馬はバッサリ切ってしまっても良さそうです。

連対率など全体的なデータで見ると6番人気から9番人気の成績が良く、2着3着に入線するパターンがかなり多めで2頭入るケースも珍しくありません。

配当面で見るとやはり昨年の3連単3,432,870円が最高額となっており、これにより平均配当も大きく引き上げられた格好ですが、それでも3連単的中時の配当期待度はかなり高いと言って良いでしょう。

続いては脚質です。函館競馬場の芝2000メートルは3コーナーから4コーナーが下り坂、最後の直線が短いという特長がある事から当然ながら先行有利となっています。

データ的にも逃げ馬、先行馬の成績が差しや追込と比べて段違いに優秀で、特に追込馬の活躍した例はほとんどありません。追込馬は馬券に加える必要は無いでしょう。

続いては枠順です。こちらについては内枠有利、というよりは中枠からやや内よりが有利、というデータになっています。具体的には2枠~4枠でその勝率はほぼ拮抗していると言って良いでしょう。特に4枠は単勝回収率、複勝回収率ともにかなり優秀です。

最後は血統です。単純な勝率で言えばローエングリン産駒やジャスタウェイ産駒が高いのですが、出走数なども加味するとハービンジャー産駒、ステイゴールド産駒、マンハッタンカフェ産駒などの活躍が目立ちます。大きい括りでみるといわゆるノーザンダンサー系やロベルト系の活躍が多いようです。

次は、今年の函館記念の出馬表を見てみましょう。

G3 函館記念の出馬表

こちらがG3 函館記念の出馬表となっています。

フェブラリーSを制したダート馬、カフェファラオが急にここに出てきたのは分かりませんが、実績的には人気を集めそうです。しかし、入ったのは勝率が極めて低い1枠1番。厳しい戦いになるでしょう。

注目枠の2枠~4枠には人気薄になりそうな馬がズラリ。そんな中人気を集めそうなのは4枠8番に入ったトーセンスーリヤです。

5枠にもサトノエルドールやマイネルウィルトスといった人気上位の可能性の高い馬が入っており、狙い目は4枠5枠から、といった所でしょうか。

最後に、ここまでの傾向や実際の枠順を参考に今年の函館記念の予想を組みてて行きましょう。

G3 七夕賞の予想

という事で、こちらがG3 函館記念の予想となります。

◎サトノエルドール

本命はサトノエルドールとしました。入った5枠は勝率が高い訳ではありませんが、血統的にも適正があり前走の函館1800メートルでは勝利している事から期待値は高めでしょう。昨年の夏もかなり成績が良く、夏競馬に向いている馬と言えそうです。

気になる点はやはり実績です。5勝を挙げていますが重賞は未勝利です。

○ワールドウインズ

対抗はワールドウインズとしました。勝率の高い2枠、血統もまあまあの適正です。脚質も先行タイプという事ですので前々の競馬となればチャンスは十分にあるでしょう。同じ函館芝2000で2着経験があるのも好材料です。

こちらも気になる点は斤量でしょうか。この実績で56キロはやや高めかもしれません。

▲アドマイヤジャスタ

続いて単穴はアドマイヤジャスタです。枠はあまり良いとはいえませんが何より昨年の函館記念で奇跡を起こした馬という事で、それだけで押さえる価値はあるでしょう。

気になる点はそれ以降1度も掲示板に乗っていない点です。あれはマグレなのかどうなのか、今年のこの同レースではっきりするでしょう。

△ トーセンスーリヤ

続いて連下はトーセンスーリヤです。枠が良く、血統的にも好相性です。昨年から重賞をメインに出走しており未勝利ながらも4着~7着あたりと戦えていない訳ではなく、馬券圏内の可能性は十分あるでしょう。

×ドゥオーモ

穴にはやはり昨年の函館記念で2着に入り3連単300万円超の特大配当に貢献したドゥオーモしか無いでしょう。同馬は昨年の函館記念以外にも数レースで高額払戻に関わっているまさに穴馬です。枠も非常に好成績な4枠に入ったという事で昨年の再現に期待しましょう。

恐らく1番人気となるカフェファラオですが、芝初挑戦という点に加えて距離適性も正直疑問、更には勝率が非常に低い1枠という事で、ばっさり切って良い危険馬と見ました。

以上から、実際の勝負買い目を組み立ててみました。参考にしてください。

G3 函館記念の勝負買い目はこれだ

買い目予想(3連単24点勝負)
1着:3・9
2着:3・8・9・12
3着:3・7・8・9・10・12

馬生


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