G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークス(2021)買い目予想【阪神競馬場4/11】

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークス

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの買い目予想

今回の予想は4月10日に阪神競馬場で開催となるG2 サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスのものとなります。

以前は12月に行われていたこの阪神牝馬ステークスですが、2006年からは同年に新設されたG1 ヴィクトリアマイルの前哨戦となり、4月の開催となりました。更に2014年からは1着馬にヴィクトリアマイルへの優先出走権が付与される事になりました。更に更に2016年からは距離が1400mから1600mに変更されています。

4歳以上の牝馬限定戦、芝1600mで行われるこのレースは春の牝馬戦という事で荒れやすい印象がありますが、実際の傾向としてはどうなのでしょうか?いつものように過去のデータを紐解きつつ、予想に活かしていきます。

前述の通りかなり変更が多いレースで、過去のデータの蓄積に関してはあまり効果的とは言えない事から参考程度に留めておく必要があるかもしれません。

まずは人気からです。1400mだった頃では非常に波乱の多いレースというデータになっていますが、1600mとなった2016年以降に関しては勝利した馬の全てが4番人気以内と1着に関しては人気上位馬での決着が多いようです。

ただ、2020年は2番人気だったサウンドキアラが勝利したものの3着に11番人気のディメンシオンが入って3連単で14万円となったり、2019年では4番人気→12番人気→9番人気での決着で3連単72万円の払い戻しとなっている事も考えると2着以降は読めない展開となる可能性もあります。

脚質で見てみるとこれも2015年以前とは大きく傾向が変わっており、差し馬の成績が非常に良いようです。特に中団からの差しが決まる傾向が強く、最後方から追い上げるタイプの馬の勝率はあまり良くないデータになっています。1400m時代は逃げ馬が非常に強かったのですが、距離やコースの変更により逃げ馬は苦戦する事になりました。

枠順のデータを見てみると中枠から外枠が有利とはっきりとデータに出ており、4枠と5枠に関しては勝率、連対率共に群を抜いています。大外の8枠に関しては勝率こそ高くはありませんが連対率、複勝率共に高水準となっており人気上位馬が大外に入った場合は2着3着にはしっかり押さえておきたい所です。

反面、内枠に関しては非常に成績が悪く、内枠で上位を独占したパターンはほぼ登場していません。特に1枠に関しては過去20年で勝利したのは2頭だけと厳しいデータになっています。

血統的に見るとお馴染みディープインパクト産駒の活躍が非常に目立ち、特に1600mとなった2016年以降は毎年馬券に絡む大注目血統となっています。記事のたびに書いていますが単純にディープインパクト産駒の数が多いという事でもありますが。

ディープインパクト産駒に次いで好成績となっているのはハーツクライ産駒、続いてダイワメジャー産駒となっており、この傾向は同じ阪神牝馬限定戦であるG1阪神ジュベナイルFなどと似ています。

ちょっと変わった所ですと馬体重の増減にも極端な傾向が現れており、前走から-3kg~+3kgだった馬の好走率が断トツに高くなっていますので、一考の価値はあるかもしれません。

続いては、G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの枠順を見てみましょう。

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの出馬表

こちらがG2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの出馬表となっています。

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークス

枠順では中枠有利というデータでしたが、その注目の4枠4番にはディープインパクト産駒で昨年のG1秋華賞で2着、前走のG3愛知杯で勝利したマジックキャッスルが入りました。

ただでさえ人気を集めそうなマジックキャッスルですが、これにより更に人気が高まる可能性があるでしょう。もっと外枠の方が適正があるような気もしますが、データ的には有利です。

5枠には正直に言って人気しそうな馬は不在。今回注目度の高いデゼルは7枠10番となりました。データ的にはいっそ8枠に入った方が良かったかもしれません。

京都牝馬Sで2着となったギルデッドミラーはあまり成績の良くない2枠2番となりました。ただ、ギルデッドミラーは3枠6番で登場したNHKマイルCでは3着と好走しており、適正的には期待度アップとも言えるでしょう。

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの予想

これらの傾向や実際の枠順、予想人気などを踏まえて今回のG2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの予想を考えていきます。

◎マジックキャッスル

今回本命に推すのはマジックキャッスルです。枠順もデータ的に非常に優秀な成績となっている4枠4番、血統的にも相性抜群なディープインパクト産駒であり近走では秋華賞2着、愛知杯優勝と順調そのものです。鞍上も秋華賞でコンビを組んだ大野拓弥騎手と有利な条件が揃っています。

気になる点としては距離適性でしょうか。同じ阪神1600mは昨年の桜花賞で経験していますがその時は12着と惨敗。適正としては2000mあたりが合っているようです。

○デゼル

対抗はデゼルとしました。こちらもやはりディープインパクト産駒です。重賞は未勝利ですがデビュー戦も含めてここまで3勝しています。枠としては良くも悪くもない7枠10番と半端な位置ですが、鞍上は最近絶好調で1着を量産している川田将雅騎手という事で、更に期待値アップです。

気になる点としてはやはり実績的にマジックキャッスルに大きく劣るという点と鞍上が川田騎手となった事で実力以上の人気が出てしまう可能性が高いという事でしょうか。

▲リアアメリア

続いて単穴はリアアメリアです。やはりディープインパクト産駒である事を評価しました。G3アルテミスSとG2関西TVローズSを勝利している事から実績としても上位です。G1もこれまでに5戦経験しておりキャリアも十分です。

気になる点としてはこれまでの成績からすると明らかに右回りに弱いという点でしょうか。左回りでは好走が多く典型的なサウスポータイプで、右回りとなる今回も苦戦を強いられる可能性はあります。

△イベリス

続いて連下はイベリスです。血統的には好走の確率の高いロードカナロア産駒となります。前走のG3京都牝馬Sでは逃げて快勝しており、逃げ馬がこのイベリスだけとなる今回、あっさりと逃げ切りを決めてしまう可能性もあります。

気になるのは距離でしょうか。キャリアの殆どが1200m~1400mという点は気がかりです。しかし、同じ阪神1600mのアーリントンCでは勝利していますので、適正が無いという事はないでしょう。

×エーポス

穴としてエーポスとしました。ジャスタウェイ産駒の活躍は例がなく、血統的な上積みに関しては未知数です。更に、怪我による長期療養明けで実戦は1年ぶりという点も気になります。

加点要素としては追い切りが非常に良いようで、休養明けながら仕上がりには期待しても良さそうという事とフルゲートに満たない大外という事で久々の実戦でも気楽に走れるであろう事から、一発はあり得ると見ています。

他にもNHKマイルCで3着となったギルデッドミラーも人気を集めそうですが、内枠不利と見られるこのレースでの2枠2番というのは微妙な所で、実績的にも重賞未勝利という点もかんがみ、今回は予想から外しています。

G2 サンスポ杯阪神牝馬ステークスの勝負買い目はこれだ

買い目予想(3連単24点勝負)
1着:4・10
2着:4・7・8・10
3着:4・6・7・8・10・12

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