G3 シンザン記念2022 買い目予想【中京競馬場1/9】

G3 シンザン記念の買い目予想

今回の予想は1月9日に中京競馬場で開催となるG3 シンザン記念のものとなります。

11月12月はビッグレース目白押しで非常に競馬が盛り上がる時期ですが、年明けからはまさに冬といえる寂しい時期となります。

春になればまたG1戦も盛んに行われますが、特にこれといったレースは開催されません。夏も同様ですが、サラブレッドは暑さにも寒さにも強い訳ではありませんので、ある程度仕方ない所です。

あ、そういえば有馬記念的中する事が出来ましたね。シメとしては良かったと思います。

2022年最初に予想を出すのは中京競馬場で開催されるG3シンザン記念です。

名前の由来となっている「シンザン」は日本競馬史上2頭目の三冠馬、天皇賞と有馬記念も勝利した事から五冠馬と呼ばれる事もあるレジェンドな競走馬です。

ちなみに、日本競馬史上初の三冠馬は同じく重賞戦の名前にもなっている「セントライト」です。

シンザン記念が創設されたのは1967年と歴史は長く、京都競馬場で開催されてきました。今回は例によって、京都競馬場が改修工事を行っている関係上中京競馬場で開催となります。またか。

という事で今回も過去のデータを洗い直し、芝1600メートルで争われるシンザン記念の予想を考えていきましょう。

まずは人気面です。3歳になったばかりの馬たちが登場、新馬戦、未勝利戦を抜けて1回使われてからのパターンが多いので人気面でも読みづらいですが、勝率や連対率だけでみれば素直に1番人気、2番人気が優秀なようです。

ただ、1番人気と2番人気のワンツー決着というのはあまり発生しないパターンのようで、2着以降には穴馬も押さえるのがセオリーと言えそうです。

続いて脚質です。逃げ馬が最も好成績ながらいつもの通りこれは該当馬が少ないという事にも起因します。ただ、前々の競馬の方が勝ちやすい、という傾向ははっきりあるようです。しかし、例によって普段と開催場所が違うのでどこまで信頼出来るかは微妙な所です。

続いて枠順です。開催場所の違いによりこちらも参考程度となる可能性もありますが、こちらもデータ的には極端な内枠有利です。これは単純に開催からすぐという馬場条件も影響していると言って良いでしょう。

最後は血統です。こちらも距離などの関係上ディープインパクト産駒の活躍が目立ち、ハーツクライ産駒も活躍している所を見るとやはり父系、もしくは母父系にサンデーサイレンスという定番血統が強いと見て良いでしょう。

続いて、今年のG3 シンザン記念の出馬表を見てみましょう。

G3 シンザンの出馬表

こちらがG3 シンザン記念の出馬表となっています。

京都開催では内枠有利なこのシンザン記念、人気の出そうな馬がしっかりと内枠に入っています。

キタサンブラック産駒で新馬戦勝利から登場のラスールは2枠2番、初勝利まで手間取ったものの未勝利戦、1勝戦を連勝で登場のソリタリオは2枠3番となりました。

既に重賞を2戦経験しているウナギノボリは5枠8番です。この馬に注目するのは珍名好きの自分の悪いクセです。

最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。

G3 シンザン記念の予想

という事で、こちらがG3 シンザン記念の予想となります。

◎ソリタリオ

本命はソリタリオとしました。血統的には父系にサンデーサイレンスと愛用は良く、初勝利まで3戦かかったものの新馬戦、続く未勝利戦では2着と決して大負けとは言えません。

枠順も良く、馬券に絡んでくる可能性は非常に高いと言えそうです。

○ビーアストニッシド

対抗はビーアストニッシド です。血統的には海外馬に近いと言ってもよくちょっと判断がつきにくい所ですが、母父系にサンデーサイレンスはしっかり入っています。

前走の重賞ラジオN杯では2着、枠が1枠1番とチャンスは十分です。

▲レッドベルアーム

続いて単穴はレッドベルアームです。枠こそそこまで好枠ではないものの、血統的には父系にサンデーサイレンスと好相性です。

前走のG2東京スポーツ杯では2番人気からの5着と奮いませんでしたが、1600メートルの方が合っている可能性も。

△ウナギノボリ

続いて連下はウナギノボリです。母父にサンデーサイレンス、新馬戦は快勝したもののそこからはちょっと馬券から遠ざかり、前走の1勝クラスではソリタリオに次いでの2着でした。

既に重賞を2戦経験している事から経験値は上位クラスでしょう。名前も良いですね。

×カワキタレブリー

穴にはカワキタレブリーを推す事にします。母父がディープインパクトです。血統はともかく、すでに5戦走っておりローテーションの是非はともかく経験値では最も高いです。

以上が今回の予想になります。この時期の3歳戦は判断材料が少ないので苦手な印象があります。人気を集めそうなラスールは材料が新馬戦のみの未知数という事で、今回は印なしとします。買い目には入れましたけど。

G3 シンザン記念の勝負買い目はこれだ