弥生賞ディープインパクト記念2022事前予想
今回の予想は3月6日に中山競馬場で開催となるG2 報知杯弥生賞ディープインパクト記念のものとなります。
余談ですが、ルメール騎手の新型コロナウイルス感染のニュースには驚きました。無事をお祈りします。しかし、競馬は騎手に陽性反応が出ても普通に開催されるんですね。嫌味とかではないですが。
さて、弥生賞は1964年に創設されたレースで、現在3着までに皐月賞の優先出走権が付与されるトライアル競走となっています。
2020年からは2019年にこの世を去った競走馬としても種牡馬としてもレジェンドであるディープインパクトが初勝利した重賞という事で競走名が「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」に改められました。
競走名の変更からまだ2年ですが、既に単に「弥生賞」と呼ばれるよりも「ディープインパクト記念」と呼ばれる方が多くなってきた気もしますね。それほどディープインパクトは愛されている馬という事です。
さて、今回も中山芝2000メートルで争われるこのG2 弥生賞ディープインパクト記念の過去のデータを洗い直し、今年の予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。こちらに関しては素直に1番人気の勝率が最も高く、次いで2番人気の勝率と人気サイドの信頼度は高めと言って良さそうです。特に2番人気は勝率が高い上に単勝、複勝の回収率が100%を超えており狙い目と言えそうです。
次は脚質です。こちらについてはゆるやかな流れになりがちなコースなだけに先行力が大事になっているようで、逃げ先行勢が優位というデータになっています。特に逃げに関しては活躍するパターンが多め、こちらも狙い目の一つでしょう。
次は枠順です。中山芝2000メートルといえば外枠不利というデータがはっきりとありますが、これはフルゲートになった時の話です。弥生賞は出走頭数が少ない事が多く、前回フルゲートになったのは2008年とかなり前の事で、事は11頭しか出ません。となれば外枠の不利は消え、それどころか6枠から外の成績が良いという事にすらなります。ここは注目ポイントでしょう。
最後は血統です。なんせこのレース名なので、やっぱりディープインパクト産駒の成績が最も良い事はいうまでも無いでしょう。そもそもディープインパクト本人(?)が勝ったレースですからね。系統で言えばサンデーサイレンス系とキングカメハメハ系が互角というか大多数という印象で、他の系統の血統ではちょっと太刀打ちできないようです。
次はG1フェブラリーステークスの出走表を見てみましょう。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想 オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ジャスティンロック | 牡3 | 56.0 | 川田 | 6.5 (3人気) |
2 | メイショウゲキリン | 牡3 | 56.0 | 横山武 | 50.3 (10人気) |
3 | リューベック | 牡3 | 56.0 | 池添 | 25.9 (8人気) |
4 | アケルナルスター | 牡3 | 56.0 | 菅原明 | 68.4 (11人気) |
5 | マテンロウレオ | 牡3 | 56.0 | 横山典 | 4.3 (2人気) |
6 | ボーンディスウェイ | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | 34.9 (9人気) |
7 | ドウデュース | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 1.8 (1人気) |
8 | ラーグルフ | 牡3 | 56.0 | 丸田 | 13.9 (6人気) |
9 | インダストリア | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 12.6 (5人気) |
10 | アスクビクターモア | 牡3 | 56.0 | 田辺 | 12.2 (4人気) |
11 | ロジハービン | 牡3 | 56.0 | Mデム | 16.0 (7人気) |
今回もnetkeiba.comさんの出馬表を引用しています。オッズについてはnetkeibaさんの独自の事前オッズとなりますので、参考程度に考えて下さい。
6枠以降の活躍機会が多い、というデータでしたがその6枠にはデビューから無敗で朝日フューチュリティまで制したドウデュースが入っています。期待大です。
ラジオNIKKEI杯を制したジャスティンロックは1枠1番に入りました。逃げ先行有利なこのレースで追込タイプのこの馬が1枠なのは…どうでしょうか。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G2 弥生賞ディープインパクト記念2022の予想
という事で、こちらがG2 弥生賞ディープインパクト記念の予想となります。
◎ドウデュース
本命はドウデュースとしました。デビューから無敗で朝日杯を制した3歳馬期待の1頭で、ここで勝てば無傷の4連勝で皐月賞に向かう事になります。血統的にもハーツクライ産駒という事で相性は良く、初めての距離でも問題は無いでしょう。鞍上もデビューから一貫して武豊騎手。枠も活躍率の高い6枠と条件は整っています。
○アスクビクターモア
対抗はアスクビクターモアとしました。ディープインパクト産駒で相性は問題なし、重賞初挑戦ではありますが同じ中山芝2000メートルの前走で勝利しています。当然、G2という事でこれまでよりも格上といえる相手との戦いですが、可能性は十分でしょう。
△マテンロウレオ
連下はマテンロウレオとしました。中山芝2000メートルのホープフルSで破れているのは気になるものの、きさらぎ賞を勝利しており実績は十分。血統もハーツクライ産駒という事で相性も良さそうですので、馬券圏内には期待出来るでしょう。
▲インダストリア
単穴はインダストリアとしました。弥生賞ではサンデーサイレンス系と結果を二分するキングカメハメハ系です。ここまで重賞は未経験ですが、未勝利戦から合わせて2連勝中。鞍上も前走に引き続き戸崎騎手というのもポイントが高いと言えます。
×ロジハービン
穴はロジハービンとしました。名前の通りハービンジャー産駒です。まだ1勝しかしていない馬ですがその1勝は今回と同じ中山芝2000メートル、前走の京成杯でも同じく芝2000メートルでしたがオニャンコポンに惜敗で2着と可能性は十分ながら、そこまで人気も出なそうで狙い目の1頭です。
以上が今回の予想となります。かなり堅い予想になりましたが、実力というか地力の高い馬が素直に勝つと予想します。それで言えばジャスティンロックも才能馬だと思いますが、脚質と枠順がミスマッチであるため今回は外しました。
G2 弥生賞ディープインパクト記念の勝負買い目はこれだ
買い目予想(3連単24点勝負)
1着:7・10
2着:5・7・9・10
3着:5・7・8・9・10・11
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