G2 関西テレビ放送賞ローズステークスの買い目予想
今回の予想は9月19日に中京競馬場で開催となるG2 ローズステークスのものとなります。
ローズステークスは秋華賞のトライアルレースとなっており、そのレース名の由来はそのままずばり薔薇です。
3着までの秋華賞への優先出走権が与えられるトライアル競走という事で、重要な1戦です。
牝馬戦として1983年の創設され、元々はエリザベス女王杯のトライアルレースで京都競馬場の芝2000メートル、10月に開催と今と結構違います。
1996年の秋華賞が創設されてからは秋華賞のトライアルレースとなり開催場所も阪神競馬場に変更、今の1800メートルになったのは2007年と意外と最近です。
去年も同様でしたが、京都競馬場が改修工事を行っている関係で今年も中京競馬場の芝2000メートルでの開催となります。
今回もこのG2ローズステークスについて、過去のデータを洗い直し今年の予想に役立てて行きましょう。
ローテーションに関してはやはり前走がオークスである場合が好成績です。とはいえ、オークスで大敗している場合などは信頼度が著しく下がりますので、オークスで勝ち負けに絡んだ、もしくは絡みそうだった馬はとりあえず注目しておきましょう。
人気に関しては1番人気の勝率はそれなりに高いのですが、反面2番人気と3番人気の成績は低いようで、人気先行になっていそうな馬は避けるのが無難かもしれません。6番人気~9番人気あたりが馬券に絡む事が多く、人気で狙うのであれば中穴狙いが適当なようです。
配当に関しては昨年の大波乱のせいで平均値が上がってしまっていますが、あれは流石に参考外という事で良いのではないでしょうか。
続いては脚質です。これについては極端な傾向がある訳ではなく、データ的には各脚質に大きな差はありません。しかし、中団待機からの末脚を発揮するタイプの馬の成績に限定してみるとかなり良いようで、該当する馬は優先して押さえたい所です。
次は枠順です。こちらも極端な傾向はなく、データ的にはどれも一長一短といった所です。しかし、今回は超大波乱決着となった昨年同様、中京競馬場での開催となりますので過去のデータではなんとも言えません。
最後は血統です。こちらについては極端にディープインパクト産駒の活躍が目立っており、オークスで好成績だったディープインパクト産駒が次のレースとしてローズステークスに出てきた場合は鉄板レベルの信頼度となっています。ここは大きなポイントになるでしょう。
続いて、G2 ローズステークスの出馬表を見てみましょう。
G2 ローズステークスの出馬表
こちらがG2 ローズステークスの出馬表となっています。
枠順による有利不利はあまり無い、と前述しましたが、大荒れの昨年と同様に今年も中京競馬場での開催という事でそこが気になる所です。
とはいえ、中京2000メートルは内枠外枠の有利不利はあまり大きくない傾向のようで、やはり枠順は参考程度でしょうか。
オークスで馬券に絡んだ馬の出走はありませんが、前走オークス組で掲示板入りを果たしたアールドヴィーヴィルは7枠14番に入りました。
そのアールドヴィーヴィルよりの上のオークス4着という成績のタガノパッションは5枠9番。内外の有利不利が少ないなら、中枠狙いというのも悪くないでしょう。
次はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G2 ローズステークスの予想
という事で、こちらがG2 ローズステークスの予想となります。
◎タガノパッション
本命はタガノパッションとしました。同じく前走オークス組のアールドヴィーヴィルやクールキャットと人気を分けそうですが、最も好成績だったのがこのタガノパッションという事で、本命です。
好相性のサンデーサイレンス系では無いものの、距離適性も十分あり枠も中枠と期待出来そうです。
○アールドヴィーヴィル
対抗はアールドヴィーヴィルとしました。母父ディープインパクトという事で血統的な相性も良好で、桜花賞、オークスと続けて5着とチャンスのありそうな気配です。
某サイトの事前オッズでは1番人気となっていますが、これについては実際の当日の人気とは結構変わる可能性が大きく、妙味も出てくるかもしれません。
▲プリュムドール
続いて単穴はプリュムドールです。こちらは重賞初参戦です。初勝利まで非常に時間のかかった馬ですが、3着連続3回、2着連続2回と来てからの連勝とぐんぐん調子を上げており、一発あってもおかしくないでしょう。
△オヌール
続いて連下はオヌールです。ディープインパクト産駒という事で相性はバッチリですが前走のG2フローラ賞では1番人気に推されつつも8着と敗退。巻き返しを期待です。
枠は外枠という事で相性的にはどうなのか?という気もしますが、馬券に絡む可能性は十分にあります。
×オータムヒロイン
穴にはオータムヒロインを推します。重賞初挑戦でここまであまり目立った成績はありませんが、2000メートルという距離に関しては問題ないでしょう。
これといって推せる理由が無い一頭ではあるのですが、何せ名前が良いです。オータムのヒロイン。これで馬券に絡めばかなり面白いでしょう。完全にシュミです。
以上が今回のローズステークスの予想となります。1頭シュミに走ってしまいましたが、これが決まれば良い感じの配当も狙えるでしょう。中京開催という事で未知数な部分も多く、ちょっと難易度高いですね。
G2 ローズステークスの勝負買い目はこれだ
1着:9・14
2着:9・11・14・17
3着:5・8・9・11・14・17
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