G1 マイルチャンピオンシップの買い目予想
今回の予想は11月21日に阪神競馬場で開催となるG1 マイルチャンピオンシップのものとなります。
マイルチャンピオンシップは1984年に創設された比較的新しいG1競走で、安田記念と同じくマイル距離である1600メートルの王座決定戦という位置づけです。
昔は長距離の競馬が好まれていましたが時代の変化と共に短距離戦の人気も上昇、グレード制の導入と同時にこのマイルチャンピオンシップも創設されたという歴史があります。
参考:Wikipedia
開催場所は普段は京都競馬場ですが例によって改修工事の関係上、今年は昨年同様阪神競馬場で開催となります。いつ終わるんでしょうかこれ。
となればこれまでの蓄積データが参考程度になってしまう恐れも十分です。まあ、先週のエリザベス女王杯はデータの蓄積とか開催場所がどうとかいう問題ではありませんでしたが(当たるかあんなん)。
今回もこのG1マイルチャンピオンシップについての過去のデータを洗い直し、今年の予想に役立てていきましょう。
まずは人気面です。マイルCSは人気通りの決着になる事が多い印象ですが、度々大荒れにもなる人気面では読みにくいレースと言えそうです。特に1番人気に関しては最近は勝ち星が少なく信頼性は今ひとつです。データ的には1番人気で単勝3倍~4倍程度の馬は特に危険で、ガチガチのトップ人気でなければ外すのもアリでしょう。全体的に成績が良いのは4番人気となっておりここは狙い目です。
次は脚質面です。ここに関しては追込以外の全脚質の成績は五分となっておりこちらもあまり参考にならないかもしれません。先行馬は穴となるケースが散見されており2009年のマイケルファルケや2011年のフィフスペトル(共に2着)は4コーナー2番手からの活躍でした。
次は枠順です。最も好成績と言えるのは3枠と4枠になっていますが、特筆するほど大きな差は見られず、こちらも参考程度となってしまいます。ここまで顕著な傾向が無い事からちょっと予想難易度が高いレースであると言って良いでしょう。
最後は血統です。こちらに関してはこれまでの要素と違いかなり顕著な傾向が出ています。それは母父にノーザンダンサー系を持つ馬が強いという点です。その成績はここ20年で馬券に絡まなかったのは2回のみという顕著ぶりです。
距離適性的にもやはりディープインパクト産駒の活躍も多く、こちらも無視できない要素です。2012年以降は毎年馬券に絡んでおり、当然軽視禁物。父系にディープインパクト、母父系にノーザンダンサーという組み合わせは絶対に押さえるべきです。
続いて、今年のG1 マイルチャンピオンシップの出馬表を見てみましょう。
G1 マイルチャンピオンシップの出馬表
こちらがG1 マイルチャンピオンシップの出馬表となっています。
今回のマイルチャンピオンシップを最後に引退する事が発表された昨年の同レース覇者、グランアレグリアは6枠12番に登場です。
今年のマイルカップを勝利、安田記念で3着のシュネルマイスターは2枠3番、昨年の同レース2着馬のインディチャンプは4枠7番に入りました。
最後はこれらの傾向や実際の枠順から買い目予想を考えていきましょう。
G1 マイルチャンピオンシップの予想
という事で、こちらがG1 マイルチャンピオンシップの予想となります。
◎グランアレグリア
本命はグランアレグリアとしました。血統は父ディープインパクト×母父系にノーザンダンサーとマイルCSの申し子と言える血統、実力的には疑いはなく阪神開催だった昨年の同レースを制しています。
グランアレグリアはこのマイルチャンピオンシップを最後に引退する事が発表され、ファンの間には衝撃が走りました。あのアーモンドアイをも下した歴史に残る牝馬の引退に華を添える意味でも、本命です。
○サリオス
対抗はサリオスです。今年は大阪杯、安田記念と使われましたがいずれも馬券には絡めず終わっています。昨年の同レースも5着と微妙な所ですが血統が父系にサンデーサイレンス、母父系にノーザンダンサーと最適血統に近くチャンスは十分です。
▲ホウオウアマゾン
続いて単穴はホウオウアマゾンです。ここまで重賞1勝、その距離はマイル距離のアーリントンカップです。NHKマイルでは9着と惨敗でしたが距離適性としてはベストでしょう。
逃げ馬であり最内枠である1枠1番を引いたという事で一発もあり得ると思います。
△シュネルマイスター
続いて連下はシュネルマイスターです。NHKマイルカップで勝利している事から距離に対する不安は無いでしょう。枠も内枠という事で脚質とは合っていると言えます。あとは位置取りが勝負の鍵になってくるでしょう。
×サウンドキアラ
穴にはサウンドキアラを推します。実績的には乏しい1頭で年齢も6歳と登場メンバー内ではやや高め、その分経験値は高いといえます。マイル距離での勝利も複数あります。推す一番の理由は血統です。最適解血統の父ディープインパクト×母父系ノーザンダンサーとドンピシャで可能性があります。
以上が今年のマイルチャンピオンシップの予想となります。割と先週のエリザベス女王杯のトラウマから立ち直れていませんが、グランアレグリアの引退レースという事で是非勝ってもらいたい所です。
G1 マイルチャンピオンシップの勝負買い目はこれだ
1着:4・12
2着:1・3・4・12
3着:1・3・4・5・7・12
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