G3 ユニコーンステークス2021 買い目予想【東京競馬場6/20】

G3 ユニコーンステークス

G3 ユニコーンステークスの買い目予想

今回の予想は6月20日に東京競馬場で開催となるG3 ユニコーンステークスのものとなります。

次週は春のG1戦線最終戦、宝塚記念が控えていますが今週末行われるのは牝馬戦のG3マーメイドステークスとこのダート戦G3ユニコーンステークスとなります。

ユニコーンステークスは1996年に中央競馬のダート路線の整備に伴って創設されたレースであり、比較的歴史の新しいレースです。名前の由来は架空の生物であるユニコーンからとなっています。

余談ですがユニコーンは額に大きな一本角がある馬の姿をしている事は有名ですが、二本の角を生やしたバイコーンという架空の生き物も居るのは意外と知られていません。

今回もこのG3ユニコーンステークスの過去のデータを洗い直し、今年の開催についての予想に役立てて行きたいと思います。

そもそも、東京競馬場のダートコースは少々特殊で150mほど芝の上を走る事になりますので、そこでスピードに乗りやすく純粋なダート戦とはちょっと勝手が違うようで、注意が必要です。

過去のデータとして最初に見るのは人気です。基本的にはそこまで大きく荒れるパターンが少ないレースであり、2014年に1番人気となったアジアエクスプレスが大敗して22万馬券となったのが極端な例となります。逆に言えば、一番荒れたレースで22万馬券程度に収まっている事からも堅めの決着傾向にある証左かもしれません。

勝率で見れば1番人気が圧倒的で45%、ついで3番人気の25%、2番人気の15%と人気上位3位までで決まる事が非常に多くなっています。その分配当としては3連単でも1万円に届かないケースが多く、一発狙いには非常に不向きです。

続いては脚質です。前述の通り芝スタートという特性上、前半からスピードが出やすくなっておりコーナーが緩やかな関係上、逃げとの相性が悪く過去20年で逃げ馬の勝率は5%程度、逆に追込馬の勝率は更に低く1%と逃げ、追込ともに不利です。基本的には先行・差し馬から買うのが正解でしょう。

続いて枠順です。コースレイアウトの関係で外枠は内枠よりも最初の芝部分の距離が長く、有利を取りやすいという事で外枠の活躍が目立ちます。勝率で見ると6枠が15%とトップ、次いで7枠の勝率が10%とかなり特徴的です。

最後は血統です。芝とダートでは当然ながら血統による適正が全く異なるとという事で、このコーナー常連の「ディープインパクト産駒」は顔を出しません。血統的にはやはり最も好相性と言われているゴールドアリュール産駒の活躍が突出気味で、次いでヘニーヒューズ産駒が活躍しています。

続いて、G3ユニコーンステークスの出馬表を見てみましょう。

G3 ユニコーンステークスの出馬表

こちらがG3 ユニコーンステークスの出馬表となっています。

G3 ユニコーンステークス

勝率の高い6枠7枠を見てみると人気が集まりそうなのは今年の2月にドバイのサウジダービーで勝利したピンクカメハメハでしょうか。名前の通り祖父はキングカメハメハです。

デビューからダート一筋のヘニーヒューズ産駒で前走の青龍Sを勝利したゲンパチフォルツァは1枠1番と最内。これはちょっとマイナス材料でしょうか。

大外には川崎の全日本2歳優駿で3着、前走の端午Sで勝利したルーチェドーロが入りました。大外はそこまで勝率は高くないものの、内枠よりは有利でしょう。

G3 ユニコーンステークスの予想

これらの傾向や実際の枠順、予想人気などを踏まえて今回のG3 ユニコーンステークスの予想を考えていきます。

◎ルーチェドーロ

本命はルーチェドーロとしました。実績はメンバー内で断トツのトップクラス、様々な距離を走った経験もプラスであり前走で勝利し勢いに乗っているのも好材料です。

気になる点としては東京競馬場では走った事が無い、という点でしょう。何度も触れましたが東京のダートコースは芝スタートという事では少々勝手が違いますので、この点が吉と出るか凶と出るのか分かりません。

○ピンクカメハメハ

対抗はピンクカメハメハとしました。ドバイで2戦を経験しており勝利も掴んでいるなど経験値では他メンバーに無い部分があります。芝では実力を発揮出来ませんでしたがドバイで才能が花開いたとも言えます。

枠順も非常に良く、勝率の高い7枠という点も加点対象です。

▲ケイアイベロージ

続いて単穴はケイアイベロージです。ダート戦でデビューし3着、続く未勝利戦、1賞クラスで連勝しており今回が重賞初挑戦となります。血統も相性の良いヘニーヒューズ産駒です。

気になる点は経験値の少なさです。これまでに無い強敵と戦う事になりますので、今回が真価を問われる1戦となります。

△ゲンパチフォルツァ

続いて連下はゲンパチフォルツァです。ヘニーヒューズ産駒で今回と同じ東京1600メートルの青龍Sを勝利しているという点が非常に好印象です。

気になる点はやはり枠順。基本的に外枠有利な東京ダートだけに、不利な最内枠が響いてくる可能性はあります。

×ローウェル

穴にはローウェルを推します。今回が重賞初挑戦となります。キズナ産駒という事でダート戦向きでは無いと思いきや、未勝利戦からダートに転向して2勝しています。枠順も有利で一発は十分ありえるでしょう。

能力的にはトップクラスであるラペルーズに関しては気性の問題で前走の青龍Sを大敗しており今回もその気性が大きなネック。枠順もあまり良くない事から今回は外しています。

以上様々な要素から、2021年のG3 ユニコーンステークスの買い目を決めました。

G3 ユニコーンステークスの勝負買い目はこれだ

買い目予想(3連単24点勝負)
1着:13・16
2着:7・13・14・16
3着:1・7・12・13・14・16

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